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さあコミュニケーションの未来を始めよう
1. IFROで作るコミュニケーションAI
IFROはコミュニケーションAIを手軽に作れるサービスです。テンプレートを選んでプロパティを入力すればあっという間に高性能なコミュニケーションシナリオが出来上がります。
作ったスキルを公開すると、ウェブ、アプリ、スマートスピーカー、ロボットなど様々なデバイスからスキルを利用することが可能になります。
まずはテンプレートを選んでスキルを作成し公開することから始めてみましょう。
2. 対応ブラウザ
IFROの管理画面はPCのみに対応しています。また対応ブラウザはChrome, Firefox, Safariの最新バージョンです。
公式ビュワーについてはスマートフォンにも対応しています。
スキルを作る
3. スキルとは
スキルとはIFROで作成するモジュール群で構成された対話シナリオです。
スキルは空の状態で新規作成する方法と、テンプレートから作成する方法の2種類があります。
スキルの新規作成はダッシュボードやスキルトップにボタンがあります。
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ダッシュボード
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スキルトップ
テンプレートからスキルを作成するためにはまずストアでテンプレートを探して保存します。
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テンプレートストア
保存したテンプレートはマイテンプレートとしてスキルトップに表示されます。このテンプレートからスキル作成することができます。
初めての場合はテンプレートからスキルを作成してみましょう。またスキルの内容は、編集すると自動的に保存されます。
これがスキル編集画面です。
4. プロパティ設定
プロパティ設定ではスキル名の変更やプロパティを変更することができます。
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設定
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プロパティ
プロパティとはスキルに紐づく変数です。テンプレートからスキルを作成したらプロパティを開いてどのような変数が用意されているか確認してみましょう。
プロパティを作りたい内容に合わせて変更すればオリジナルのシナリオの完成です。プレビューでシナリオの進行を見ることができます。
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プレビュー
5. モジュール
モジュールはシナリオを構成する様々な機能をもったパーツです。各モジュールについて詳しくは スキル/モジュール を参照。
モジュールをつなげてシナリオをイチから作成したりカスタマイズしていくことができます。モジュールの結線は下部の出力点から上部の入力点につなぐ方法とモーダル内部からつなぐ方法があります。
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出力点から入力点につなぐ方法
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モーダル内部からつなぐ方法
リアクション会話モジュールや分岐モジュールなど複数の結線が可能なモジュールは基本的にモーダル内部から結線します。
グループモジュールはモジュールをまとめるフォルダのような役割を担うモジュールです。マイテンプレートをスキルに配置するとグループモジュールになり、中身も編集可能になります。
6. テンプレート
テンプレートは結線されたモジュール群を内包するものです。スキルは編集すると自動的に保存されますが、テンプレートに書き出しをするとマイテンプレートとして保存され、他のスキルに使用したりストアに公開することが可能になります。
スキル内で同義語やプロパティが使用されている場合、書き出したテンプレートにはその参照情報やプロパティ値も内包されます。
テンプレートはストア上に公式テンプレートをはじめ、様々なものが用意されています。目的に応じてテンプレートを探してきたり、有用なテンプレートはぜひストアに公開してみてください。
7. 同義語
同義語は言葉のリストを内包し、それぞれを同じ意味の言葉として様々なモジュールで活用できる機能です。
同義語はスキルトップの同義語を作るボタンから作成が可能です。
詳しくは スキル/同義語を作る を参照
またストアには様々な同義語が配布されています。ストアで保存するとマイ同義語に登録され、スキルで使用することができます。
8. ストア
ストアにはテンプレートストアと同義語ストアがあり、公式で用意されたものをはじめ様々なものが提供されています。
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テンプレートストア
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同義語ストア
ストアで使えそうなものを探して活用するとシナリオの作成がはかどるでしょう。
またストアには自分のテンプレートや同義語を公開することも可能です。
スキルを公開する
スキルが完成したらスキル名の右側にある公開するボタンで公開することができます。
公開後にスキルを編集することも可能です。公開状態で編集が完了したら変更を反映するボタンを押すことで公開内容を更新することが可能です。
9. エンベッド
エンベッドはWebに埋め込むことのできる公式ビュワーを貼り付けるためのコードを参照することができます。
9.1. 公式ビュワー
公式ビュワーは公開されたスキルを実行することのできる環境です。IFROはスキル進行を全てAPIで提供しているため、ビュワーを独自に作成することも可能ですが、公式で提供するものを公式ビュワーと呼んでいます。
トークビュー
埋め込み表示(トークビュー)やチャットウィンドウ(トークビュー)のスクリプトをWebページのソースに貼り付けると、スキルのサムネイルを使用した、対話履歴が残らないタイプのチャットビュワーが表示されます。
パーマリンク
埋め込みやチャットウィンドウの画面上部にスキル名が表示されています。このスキル名にはパーマリンクが貼られており、クリックするとIFROサーバー上のチャット画面に遷移します。
良いスキルを作るコツ
対話シナリオを良いものにするためにはいくつかのコツがあります。ちょっとしたアレンジでより魅力的なスキルにすることができます。ぜひ参考にしてみてください。
12. キャラクターを決める
現在のあらゆる技術を使っても、人と同等のコミュニケーション能力をAIに発揮させることはできません。
そのため期待値をコントロールすることが大切です。
例えばチャットボットに「何かご用ですか?」と聞かれて質問をしたのに「分かりません。答えられません。」とばかり回答されてしまうと不快ですが、知能の低いクマといった設定で、最初に「単語で聞いてくれクマー」などと発言しておけば、期待値を下げたり対話の方向性をコントロールすることが可能です。
キャラクターは人間である必要もありません。スキルの全体像に合ったキャラクターを決めることが重要です。
IFROの公式テンプレートではキャラクター付けをハッキリとしているものは少ないので、テンプレートをカスタマイズしてキャラクターを出していくことも良いスキルにする工夫のひとつでしょう。
13. 目的を決める
スキルは目的やゴールがあった方がディベロッパーにとって作りやすくユーザーにとって使いやすいものになります。
目的やゴールを最初に考え、そこにたどり着くための対話シナリオをモジュールやテンプレートを使って組み立てていくといったアプローチが基本的なスキルの作り方です。
またIFROでは目的や機能ごとにスキルを作ってテンプレート化することで、その後のスキル作成をどんどん楽にしていける可能性が増えます。
14. オープンクエスチョン、クローズドクエスチョン
コミュニケーションAIの世界においてオープンクエスチョンの回答を適切に用意するのは非常に困難が伴います。現在のIFROにおいてもそれは同様です。
回答がある程度絞られるクローズドクエスチョンを使って対話を成立しやすくすることを心掛けていくのがよいスキル作りにつながります。
15. ロールプレイング
メッセージングサービスやチャットツールなどを使って人対人でロールプレイングをしてみるのも非常に参考になります。
一人がボット役、一人がユーザー役となってやりとりを演じてみましょう。これからスキルを作る場合は設計がしやすくなったり、既に作成したスキルを改良する方法が見つかりやすくなります。
16. プロがお手伝いします
スキル作りを一人で悩んだりIFROの使い方を覚えるのに時間を費やす必要はありません。IFROのエンタープライズプランなら担当オペレーターがスキル作りをサポートします。
ご要望に合わせてスキルの提案から実装までサポートさせていただきます。
17. 自由に表現してみよう
IFROで出来る表現は無限です。その可能性はビジネス用途に限りません。
いまの気分をIFROで表現してインターネットやSNSで公開したり、自分のコピーロボットを目指して作り込んだり、小説やゲームを作ることだって可能です。
思いつくままに表現して、テンプレートに残して、色々なスキル作りにチャレンジしてみましょう。私たちが応援します。
使っていて気に入らないことがあったり、欲しい機能が出てきたらぜひ気軽に私たちにお知らせください。
ちなみに今後、以下のような機能追加を計画しています。
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音声合成出力機能
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同義語サジェスト
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Alexa対応の自動化
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モジュールのコピー、カット&ペースト
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ボタンや画像を使った選択肢
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LINE, Messenger対応
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改善AI
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有料ストア etc.
成長を続けるIFROとともにコミュニケーション作りをぜひ楽しんでください。
18. お知らせ・問い合わせ
IFROに関する一般的なお知らせは 公式サイト から、開発者向けのお知らせは管理画面上からご確認ください。
IFROに関するお問い合わせや質問・ご要望は お問い合わせフォーム から承っております。
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